大阪難波の茅ヶ崎方式 不粋独言
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 平成の名残り Answer-phone  2018年5月19日(土) 16:19
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今年のゴールデン・ウィークは平成時代の最後である。来年の5月1日より新たな「元号」で時代が刻まれてゆく。新元号は4月1日に発表される。正味30年の「平成」は景気の点ではバブル崩壊後の「失われた30年」かも知れませんが、最も大きな出来事は2つの「大震災」である。全くもって大きな自然災害で、とりわけ「東日本大震災」はそれに伴う原発事故の後遺症が未だに消えずに大きな影を落としている。

事件では世界でも類を見ない無差別テロの「オウム真理教によるサリン事件」が圧倒的である。今年初めに実行犯で死刑判決を下された元信者の何人かは東京拘置所から日本全国の死刑執行可能な拘置所に移送されましたが、この平成の終焉までにケリをつけたい政府の意向なのでしょうか?首謀者が黙秘を続けているので事件の全容は未だ闇に包まれたままですが、、、

後世の歴史家がこの時代を総括してくれるのでしょうが、同時代の当事者としては必死に奔り抜けた30年です!!とりわけ「茅ヶ崎方式」とは二人三脚、一心同体で21年!!

そんな最中、「昭和」の匂いがムンムンと発ち込める映画を観た。「孤狼の血」である。

「平成版仁義なき戦い」とでも形容できる東映ヤクザ映画である。原作は同名の柚月裕子による骨太なピカレスク小説である。実録モノではなく完全なフィクションである。

「仁義なき戦い」と決定的に違うのは、ヤクザの抗争にヤクザ紛いの暴対刑事が立ちはだかる。その構図はむしろ黒澤明の「用心棒」を彷彿とさせるが、三船敏郎演ずる用心棒の主人公は紛れもない一匹狼の浪人である。かたや役所広司演ずる「孤狼の血」の主人公は国家権力の象徴である警察機構の一員である。この刑事、何でも有りで「正義」を貫く!!これでは極道も堪ったものではない。

これ以上書くとネタバレになるので止めますが、15R指定の暴力描写が満載、気の弱い方や心臓に問題のある方はお控え下さい。小説をお勧めします。

監督は「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌、エグイです。


 メガ崎六犬伝 Answer-phone  2018年5月29日(火) 16:06 修正
何とも面白い映画である。様々な人形をコマ取り撮影して恰も実際に動いている人形劇に仕立て上げた”Japanesque Fantasy”である。

物語は今から20年後の日本、ウニ県Mega崎市で犬の伝染病が発生し、市長は直ちに犬を離れ小島に隔離、その犬ヶ島を舞台にした「活劇」!!

日本が舞台であるので全編が和テイストで彩られている。更に近未来にも拘らず昭和の香りもする摩訶不思議な「ひょっこりひょうたん島」、和太鼓の連弾が拍車を掛けて 懐かしき鬼退治の世界へ誘う。

様々な日本映画に影響を受けたWes Anderson監督の日本映画、とりわけ黒澤明の作品へのオマージュでもあり、そこかしこにその登場人物に似た人形が跋扈する。三船敏郎そっくりの悪徳市長とその養子のアタリの対決を軸にした”Battling cats and dogs”、「七人の侍」の哀調を帯びた、かつ勇猛果敢な曲が良いスパイスとなっている。

老若男女を問わない万人向けのお勧めのお伽噺です。

 The Shape of Water Answer-phone  2018年3月31日(土) 14:30
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朝夕は少しひんやりしますが、日中は5月のゴールデンウィーク明けの陽気で上着要らずです。

桜も満開で明日がピークでしょう。1週間後には”散華”となるでしょう。散った後は葉桜が目にも眩しい新緑色を帯びてきます。個人的にはこちらの方が好きですが。

先週の休日に久しぶりに観た映画、50年以上前の米ソ冷戦時代を背景にした何とも形容し難い「お伽噺」でした。

アマゾンで捕えられた「半魚人」の呼吸器官を宇宙開発に利用しようと米ソが暗闘を繰り広げるサスペンスと思いきや、ここに耳は聞こえるが口のきけない女性清掃婦が絡んで来て一転、「種」の垣根を越えたロマンスになる。

また、清掃婦の同僚の黒人女性や、ゲイの老人が出演しているが、所謂「傍流の人々」が主要な登場人物として出演しているという点で「今日的」である。

それ故に今年のアカデミー賞の監督並びに作品賞を獲得している。摩訶不思議である。

ところで「半魚人」、映画の中では”amphibious creature”が使われていた。かつての「大アマゾンの半魚人」の原題では”Creature from the Black Lagoon”である。

辞書では“merman”があったが、これは”mermaid”の男性名詞で、下半身は魚である。今回のような人のような「半魚人」を表す適語はないようである。

さぁお次は純然たる史実に基づいた硬派の映画にします。

 ニャンニャンニャン222 Answer-phone  2018年2月22日(木) 13:55
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北朝鮮による政治的茶番劇で始まった「平壌」オリンピックも中盤より本来のアスリート達の祭典である「平昌」オリンピックに好転し、また日本選手の奮闘も相まって輝きを降り戻してきました。25日が閉幕式です。

酷寒の平昌、色々な不備も報道されていますが、2年半後の「東京」オリンピックは真逆の「酷暑」の下での祭典が予想されます。選手も観客も大変です。日程が何とかならんのかと誰もが思っていますが、アメリカのスポーツやテレビ局のご都合で10月なんて無理なんでしょう。

1964年の東京オリンピックは10月10日の秋晴れの下で開催されましたから、最高の日和を味わえましたが、多くの人々が熱中症で救急車で搬送される事態が起こらないことを祈るばかりです。

札幌が2026年の冬季大会の開催地として再度立候補するようです。大阪も2025年に「万博」開催となるのか?

もし万が一そうなれば、1970年の大阪万博と1972年の札幌五輪の55年ぶりの再現ですが,,,

今日は2月22日、音に因んで「猫の日」、「犬の日」は11月1日、こちらも「ワンワンワン」と鳴き声にあやかっています。

日本語は擬音"onomatopoeia"が非常に豊富です。こんなところが日本人の右脳左脳の音声認識の特異性を産みだしているのかも知れません。

虫の声を「鑑賞」できる稀有な民族のようです。

来週半ばから3月です。一時期の厳しい寒さも和らいできました。春間近でしょう。

 寒の戻り Answer-phone  2018年3月10日(土) 13:43 修正

3月に入って暖かい日が続いていたと思っていたらまたまた寒さがぶり返してきました。

今年の冬はとにかく寒い!!

と言っても、大阪は全国的には温暖なほうだったと思います。北陸や東北、北海道の事を考えると「雪害」はほぼ皆無でしたから。

その寒さも天気予報では月曜日まで!火曜日から最高気温が20℃に達しますから“春爛漫”です。桜の開花が促進されることでしょう。

3月4日の日曜日は「MARUZENN名古屋本店」にて「月刊LCT」の創刊イベントで助っ人として簡単なセミナーを行ってきました。名古屋や岐阜の協力校並びに参加された皆様、お疲れ様でした。

「月刊LCT」の良さは3つのレベル別のニュースが12本で構成されていますので、幅広い方々が無理なくこなせる質と量です。音源はQRコードを使っていますから、スマホさえ有ればいつでもどこでも聴けるので便利です。

購入は今のところ「茅ヶ崎方式」の各協力校とネット販売(http://chigasakibook.com)に限られていますが、徐々に大手書店でも入手可能になっていきます。

一部の高校や大学では副読本やテキストとして検討されているようです。

さて、難波校では今月18日は毎年恒例の「進級テスト」です。4月第4週より始まります2018年度から上位クラスで受講を希望される方々はお早目のお申込み下さい。

 桜前線北上! Answer-phone  2018年3月17日(土) 15:49 修正
ここのところ、寒暖差がジェットコースターのように乱高下していますが、着実に春は色濃くなってきました。

桜前線も北上中、来週後半には近畿地方でも開花宣言が聞かれるでしょう。

世相も春の陽気に釣られるかの如く浮足立ってきました。

街は相変わらず外国人旅行者で溢れ、それに相俟って教室の近くでは「大相撲春場所」で一層の混雑!!

来週は難波校は「春期休暇」ですべての授業はお休みですが、当方、残念ながら会社の「決算」で普段は全く手付かずの雑用に忙殺されそうです。

隙間を見計らって「映画」に「読書」、「畿内逍遥」で気分転換を画策していますが,,,,

皆様もごゆっくりとお寛ぎ下さい!!

身体と心と頭が動くうちは「刹那の人生」、大いに愉しみたいものです。

 終わりの始まり!? Answer-phone  2018年1月13日(土) 13:42
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遅ればせながら今年初めての書込みとなりました。

新年早々、日本列島は寒波に襲われています。北海道や東北、北陸地方は記録的な積雪で交通網が遮断されたり、陸の孤島と化した地域も報告されています。

寒波が襲来するといつも子供の頃に観たテレビを思い出す。いまや伝説と化した「ウルトラQ」の「東京氷河期」である。東京が突然の寒波に襲われ完全に麻痺してします。原因は「怪獣ペギラ」である。ストーリは他愛のないものですが強烈な印象が残っている。

年明けの世界は昨年の暗雲をそのまま引き摺ってどんよりしています。

日本人並びに日本にとっての「今そこにある危機」は勿論日本海沖合の朝鮮半島です。冬季オリンピック開催を巡って南北で懸命の綱引きが行われてますが、北に上手く絡め捕られないかが注視されます。

トランプ大統領は相も変わらず「パンドラの匣」の危険性を醸し出しています。
”Enough’s enough!”

我々市井の民が出来ることは、只々不測の事態が起こらないことを祈ることと、愚者の戯言には苦虫を噛み潰すことぐらいです(”All we can is grin and bear it.”)。

「成人式」のごたごたも酷かったでえすね。若者の門出は祝福されることはあっても、文字通り晴れの日の晴れ着に心無い染みは言語道断です。

1月11日は今年の干支の「戌」に因んで、「ワン、ワン、ワン」で ”Sony’s Aibo made its re-debut for the first time in 11 years!”

AI時代の申し子らしく、個々の情報をクラウド上で一括管理、共有し、それぞれの個性に反映させるそうです。お次は”humanoid”でしょう。「鉄腕アトム」の誕生する日もそんなに遠くではないようです。

 月刊LCT創刊号!! Answer-phone  2018年1月16日(火) 16:56 修正
本日より「月刊LCT」を教室にて販売します。

1部¥1,080−(税込)で、会員並びに非会員に関わらず、在庫が無くなり次第終了となります。予めご了承下さい。

郵送をご希望の場合は送料が別途¥100−必要です。

販売状況により、次号以降で会員割引の適用も検討しております。

 俄春陽 Answer-phone  2018年1月20日(土) 12:45 修正
先週の寒波が嘘のように今週は暖かい日が続いています、とりわけこの2,3日は3月上旬の陽気です。日本語では「小春日和」、英語では”Indian summer”と呼ぶようです。

一方ロシアのある都市では氷点下67度を記録し、身動きの出来なくなった車から避難しようとして車外に出て凍死した事例が報道されています。氷点下67度!!

氷点下20度は経験したことが有ります。大学生の頃、夏にアイスクリームの倉庫でアルバイトをしましたが、氷点下20度の冷凍庫にアイスクリームが貯蔵されていて、商品の搬入、搬出作業すると分厚い防寒着を着ていても1時間もすると汗だくになったものです。夏の京都、屋外は35度前後、その温度差は50度を優に超えて、さながら茹蛸の瞬間冷凍!

この陽気も、来週は一転、寒波の逆襲です。暑さ寒さも彼岸までと言われます。あと2か月は炬燵の中で丸まっているのが得策のようです。

Japan marked the 23rd anniversary of the Great Hanshin Earthquake on January 17th, with relatives and friends of the victims observing a minute of silence at the exact time the jolt struck the Kansai region, leaving more than 6000 citizens dead and over 40,000 others injured.

当日は地震発生の直前に不思議なことに目覚めていた。完全に覚醒していたのでその瞬間は良く覚えている。2階の自室に居たので最初の大きな横揺れ、恰もジェットコースターに乗っているかのような大きな軋みとその直後のドンドンと地響きのした縦揺れ、家が倒壊するのではないかと云う戦慄が全身を走った。揺れが収まると近隣の人々が屋外に次々に出、騒然となった。我が家の猫は恐怖に全身の毛が逆立ち、玄関から脱兎のごとく遁走、3日間姿を眩ました。

2ケ月後の3月20日には前代未聞のオウム真理教による「地下鉄サリン事件」で日本のみならず世界が震撼した1995年、さながら「地獄の黙示録」を具現化するかのような出来事が相次いだ。個人的には一時期「師」と仰いだA氏が5月に50歳で逝去した。 合掌

あれから早いもので23年、ナンバ校はその2年後の1997年に発足しました。消費税の引き上げや「山一証券」の破綻等で世間は不況モードに染まっていました。3ヶ月持たないと陰口を叩かれましたが!

明日「英検」を受験される方々は集合場所、集合時間、受験票を再度ご確認下さい。

てるてる坊主でも作って、明日「遠足」にでも行くような気分で愉しんで下さい。過度の緊張は無用です。吉報をお待ちしております!

 師走たけなわ! Answer-phone  2017年12月16日(土) 14:05
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すっかり年末モードに突入し、忘年会だ!クリスマスだ!で気持ちはふわふわ、わくわく!!

難波校の授業も来週末で年内は終了、2週間の冬眠となります。今年も世界、日本、大阪、身の回りで様々な出来事が起こりました。

年末の1週間は今年を振り返り、新年の1週間はこれからの1年を見据えるために暫し浮世を離れ物思いに耽りたいと思います。

トルコの記録映画「猫が教えてくれたこと」を今月初めに観た。「七匹の野良猫」目線でイスタンブールの街並みや住民との触れ合いを描いた佳作。

日本では殺処分ゼロを目指す住民や自治体が増えている反面、動物虐待のニュースが絶えません。先日も動物愛護違反の裁判で判決が下されましたが、一部で刑が軽すぎるという声もあります。罰則の強化が政府で検討されているそうですが。

動物の認知能力、人間が想像している以上に高いようです。ある分野では人間を凌駕しているそうです。人間は特別なんて考えは捨てた方が良いようです。

地球号という名の方舟に乗った同じ乗客ですから。

今年は例年になく寒いようです。冬の寒さは通常は1月、2月がピークですが、11月後半から今週にかけて本当に「冷たかった」です。この先が思いやられます。

太平洋の反対側では乾燥、旱魃による大規模な山火事が続発です。地球自体が悲鳴を挙げているかのような異常気象、気候変動です。

自然の驚異の前では人智なんて塵ほどに微々たるものです。驕る人類は久しからずやでしょうか?

 2017年千秋楽 Answer-phone  2017年12月23日(土) 15:35 修正
今日は祝日ですが、授業は通常の土曜日のスケジュールで行っております。

出席者数もいつもとほぼ変わりません。勿論個々の方々では祝日は出席できない、反対に休みだから好都合と、相反するでしょうが。

12月23日が祝日であるのも来年が最後です。御堂筋は「君が代」を流す街宣車がひっきりなしに往来しています。

「平成」の世も残すは1年半弱、新しい元号は来夏、遅くとも来秋には発表されるのでしょう。

戦後の昭和生まれの身としてはまさか3つの元号を経験するなんて予想もしていなかっただけに、感慨深いです(99%間違いなく経験しそうです)。

今年のノーベル文学賞を受賞した Kazuo Ishiguro の著書にあやかればこれからの日々は "The Remains of the Era" とでも言ったらいいのでしょうか。

個人史としては「平成」は正に仕事として100%「英語漬け」、とりわけ「茅ヶ崎方式」とはズッポリ一心不乱の21年でした。

いずれ過去を振り返って「総括」しないといけないのでしょう。が、暫し浮世を満喫します。

で、明日は「会員交流会」、今回は毎度毎度の燻製料理と、「雲丹三昧」!!

北海道産の「雲丹」で今年の掉尾を飾りたいと思います。

 浜名湖逍遥 Answer-phone  2017年12月29日(金) 14:47 修正
本年最後の行事として、「茅ヶ崎方式」の協力校有志と毎年恒例の「セミナー&忘年会」!

今回は浜松校の主宰者の周到な企画、準備、挙行で実りの多い贅沢な催しとなりました。

とりわけ忘年会翌日の「直虎大団円ツアー」は今年のNHK大河ドラマ「女城主直虎」の舞台になった浜松の史跡を、バスを借り切って巡るものでした。

残念ながら私生活ではテレビでドラマを観ることが皆無になってしまった身にはちょっともったいなかったとも思えます。年末は「総集編」で旅の復習をしてみるつもりです。

浜松は新幹線を利用するときは通過するだけでしたが、一般的な常識として浜名湖のウナギの養殖と銘菓「うなぎパイ」、楽器メーカーの拠点であり国際ピアノコンテストの主催地でもあり、また昨今宇都宮市との熾烈仁義なき「餃子」戦い程度は知っているのみでした。

こういった機会でもなければ訪れる機会はなかったかもしれません。

今から25年ほど前、当時の「第一勧業銀行」の浜松支店長として赴任した「小椋佳」がNHK主催でテレビコンサートを行ったのはビデオに撮って何度も観ています。久しぶりに聴いてみます。

来年は鹿児島か熊本が舞台です。今からワクワクです!

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